top of page

フランス手芸クリエイター 松本まみ子

日本で数少ないフランス手芸クリエイター

有名ブランドのコレクション作品を手掛けたこともある。
コロナ禍で、針仕事ばかり…数々の作品をお披露目したのは
今回、はじめてとなる。

IMG_7783.JPG

幼少期よりParisへ滞在。

母親の仕事がオートクチュールメゾンのパリコレの針子として活躍。


パリコレクションの舞台裏で

トップモデルの衣装着付け、ヘアメイク見ているうち

華やかな世界、オートクチュールメゾンの世界に魅了される。

 

舞台裏のスピードのある衣装替え。

舞台の準備を素早くこなす母親を尊敬して育つ。

そんな偉大なる母親の背中を見て

フランスでルサージユ刺繍、ブテイ、レース・アクセサリーを学ぶことを決意。

其々約8年掛けて修得する。

 

難聴障害の私を心配していた母。

そんな私に手に職を!と育ててくれたことが

何よりの救いだった。
 
本来なら私も母親と同じ

パリのオートクチュールメゾで働く予定だったが

母が亡くなり、耳になってくれる人がいなくなり

仕事を続けることが困難になる。

帰国後も針仕事に没頭する。

本当に好き!の気持ちが無いと

針仕事は続かないと実感する。


帰国後、母の居なくなった喪失感が大きく

以前より対面恐怖症気味で、人会うこと、話すことが、苦手だった。

 

無心になり、針仕事に没頭する時間だけが唯一の救い。


今では対面恐怖症も薄れ、LIVE配信や新宿J28スタジオにて

手話を用いたダンスや歌を披露できるまでに回復。

コロナ前はエコールルサージユ校時代同期の友人と

都内にてアトリエを構えレッスンをしていたが

友人の病気発覚と、コロナとダブルパンチでクローズ。


今現在は、茨城県古河市ポーセラーツサロンにて

カルトナージュのレッスンをしている。

今後は、都内のレンタルサロンにて開催予定。

また、ネット販売を昨年より開始。

過去の自分を振り返り

自分と同じように聴覚障害を持っている方たちが

自己と向き合い、自ら発信することができるようになるための

お手伝いがしたい!と強く思うようになる。

夢を現実に!をテーマに

Parisと日本に自分のアトリエと仕事場を持つ事を夢みて行動あるのみ!

bottom of page